クライアント
株式会社おきなわコークリエーション 様
(旧:株式会社パム・コークリエーション 様)
案件概要
「令和7年度離島とのつながり促進事業/沖縄県企画部地域・離島課」(旧:離島ブランディング(島まーる推進)事業)における、西表島・黒島・伊平屋島の3島を対象としたボランティアツアー造成。
2023年度からの3年目継続案件として、プロジェクトマネジメント、ツアー造成ディレクション・サポート、参加者募集支援、プロモーション支援、アンケート分析、レポート作成等を担当しました。
※「令和7年度離島とのつながり促進事業/沖縄県企画部地域・離島課」とは
【事業目的】ボランティア活動や住民との交流により、継続的に離島に関わる関係人口を創出し離島振興に寄与する
【事業内容】沖縄県民および、県外在住者を対象として、各離島の課題に沿ったボランティアを組み込んだ、モニターツアーを造成。販売・プロモーション・催行・効果検証を実施。
【参考サイト】https://shima-maru.net/
※「関係人口」とは
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。
参考サイト:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kankeijinkou.html
成果・実績・コメント
▼成果実績(トータル)
・対象離島:3島
・造成ツアー数:18本
・応募人数:396名
・催行本数:17本
・催行人数:139名
・販売額:約1,040万円(補助前)
▼西表島
世界自然遺産・西表島を舞台に、地域文化の継承支援や環境保全活動をテーマとしたツアー造成・運営サポートを実施しました。
特に、西表島最古の集落である祖納地区では、国指定重要無形文化財「節祭」の運営サポートや文化財清掃活動など、観光では触れることのできない地域の暮らしや文化を体験できるプログラムを企画いたしました。
また、船でしか行くことのできない秘境集落「船浮」では、漂着ごみ問題をテーマとしたビーチクリーンツアーを造成し、島民との交流や環境課題への理解促進につながる取り組みを実施しました。
【実績】
・造成ツアー本数:5本
・応募人数:169名(当選倍率376%)
・催行本数:5本
・催行人数:45名
・販売額:3,800,000円(補助前)
【主なテーマ】
・国指定重要無形文化財「節祭」サポートスタッフ
・文化財「新盛家」・公民館清掃活動
・秘境ビーチクリーン
・地域文化継承
・環境保全活動
▼黒島
人口約200人、牛約3,000頭の「牛の島」として知られる黒島では、漂着ごみ問題をテーマにしたビーチクリーンツアーを造成・運営いたしました。
シュノーケリングや島内周遊などの観光要素と、地域課題解決型プログラムを組み合わせることで、「楽しみながら地域に貢献する」体験設計を実施しました。
また、宿泊事業者や地域住民との交流機会も組み込み、単なる観光で終わらない継続的な関係づくりを意識したツアー造成を行いました。
【実績】
・造成ツアー本数:7本
・応募人数:136名(当選倍率340%)
・催行本数:6本
・催行人数:40名
・販売額:2,900,000円(補助前)
【主なテーマ】
・ビーチクリーン
・環境保全
・シュノーケリング体験
・島内周遊
・島民交流
▼伊平屋島
沖縄本島最北端の離島・伊平屋島において、地元の伊平屋村観光協会が主導する体制のもと、ツアー造成のサポートを担当しました。
現地関係者との調整やツアー造成サポートを通じて、島の自然や文化資源を活用した交流機会の創出に取り組みました。
【実績】
・造成ツアー本数:6本
・応募人数:91名(当選倍率169%)
・催行本数:6本
・催行人数:54名
・販売額:3,700,000円(補助前)
【主なテーマ】
・山の魅力発掘/登山道整備
・登山道の見どころ・危険箇所調査
・地域住民との意見交換会
・観光体験(スキンダイビング・Eバイク等)
・島民交流
▼トピックス
①500年以上続く伝統行事「節祭」を支える関係人口創出プロジェクト
西表島祖納地区で開催される国指定重要無形文化財「節祭」において、祭りの準備・運営を支援するツアーを造成しました。
参加者は住民とともに大量調理や会場設営、来場者対応などを担当。
一般観光では体験できない「祭りを支える側」として地域文化に関わることで、文化継承の課題や地域コミュニティの重要性を学ぶ機会を創出しました。
②世界自然遺産・西表島「船浮」で挑む秘境ビーチクリーン
世界自然遺産・西表島の中でも、船でしか行くことのできない集落「船浮」。
本プロジェクトでは、人口約50人の小さな集落が抱える漂着ごみ問題をテーマに、秘境ビーチでの清掃活動を実施しました。
単なる清掃活動に留まらず、現地ガイドによる歴史や暮らしの解説、島民との交流などを組み込み、参加者が島への理解と愛着を深めるきっかけづくりを行いました。
▼コメント
今年度は単なる観光商品造成ではなく、「地域と継続的に関わる人を増やす」ことをテーマに取り組みました。
祭りや文化財の維持、漂着ごみ問題など、離島が抱えるリアルな課題に参加者が当事者として関わることで、地域との新しいつながりが生まれました。
私たちは今後も、地域に眠る魅力や課題を旅行体験として具現化し、人と地域が自然につながり続ける仕組みづくりに挑戦してまいります。
・西表島「節まつり」の様子
・西表島「節まつり」での準備中の様子
・西表島のコーディネーター「西表アイランドホテル」の上亀夫妻
・西表島「船浮」秘境ビーチクリーン
・西表島のコーディネーター「じゃじゃまるツアー」の小田切様
・ビーチクリーン活動の様子
実施期間
2025年4月〜2026年3月
